【シェーダーグラフメモ その46】滝を作る
はじめに
シェーダーグラフとProBuilderを組み合わせて、以下の滝のようなものを作る方法を解説します。
長くなるため今回は解説しませんが、上記の滝に手を加えると以下のような滝を作ることも可能です。
GitHubサンプル
作り方解説
STEP1 : 板を作成
ProBuilderで3x1の大きさの板を作成します。
STEP2 : ノイズとx座標でStepをとる
スクロールするノイズとUVのx成分でStepをとり、PBR Masterノードに出力します。
STEP3 : Lerpで色を付ける(シェーダーグラフ完成)
Lerpノードで色を付ければシェーダーグラフは完成となります。
STEP4 : メッシュをL字型にする
辺を選択し、Shiftキーを押しながら辺をY軸下方向に動かし、水が落ちる部分のメッシュを作成します。
STEP5 : UV EditorでUVを編集
次に、縦メッシュのUVを編集していきます。
まずはProBuilderのUV Editorを起動します。
先ほど作成した縦の面を選択し、UVエディタ上で選択面を右へ移動させます。
Rotationを270°に設定します。
ここまでの作業を終えると以下のようになります。
縦メッシュの泡の動きの向きが逆になっていますね。
ここで流れの向きを逆向きにするため、新しくシェーダーグラフを作成します。
STEP6 : 流れの向きを逆にしたシェーダーグラフを作成
STEP2 ~ STEP3で作成したシェーダーグラフを複製し、
時間の係数(0.7, 0.0)を(-0.7, 0.0)に置き換えます。
このシェーダーグラフからマテリアルを作成しておいてください。
STEP7 : 縦メッシュにマテリアルを割り当てる
Material Editorを起動します。
STEP6のシェーダーグラフから作成したマテリアルを縦メッシュに割り当てます。
完成
滝の完成です。
微調整
水に浮かぶ泡を加えたりメッシュの形に手を加えて以下のような滝を作ってみました。
説明が長くなるため、詳細は割愛します。
ノード全体
メッシュ