【シェーダーグラフメモ その53】テクスチャ無しで作るヒットエフェクト
はじめに
テクスチャを使わずにヒットエフェクトを作る方法を紹介します。
エフェクトの構成
今回のエフェクトは以下の二つで構成されています。
- 中心となる核(シェーダーグラフで作成)
- 拡散する破片
エフェクトの破片の作り方
基本はParticleSystemで四角形ポリゴンをまき散らすことで飛び散る破片を作ります。
サイズの緩急
- ParticleSystemの Size over Lifetime モジュールにて設定
- 最初は最大サイズ
- 短時間で一気に下げる
パラメータのランダム
Start Lifetime や Start Speedをランダムに設定することでエフェクトを豪華な感じにします。
結果
サイズ変化ありのエフェクトと、サイズを固定したエフェクトの二つを並べてみました。
サイズ変化が入っている方がなんとなく良い感じに見えると思います。
エフェクトの核の作り方
STEP1 : 球をノイズで変形
球体メッシュをシェーダーグラフで変形させて衝撃波っぽい形を作ります
シェーダーグラフは以下のような構成になっています。
STEP2 : サイズの変化を入れる
ParticleSystemの Size over Lifetime モジュールにてサイズの変化を設定します。
- 最初は最大サイズ
- 短時間で一気に下げる
STEP3 : 球を3つ重ねる
- ParticleSystemを3つ用意・色をそれぞれを黒・赤・白にする
- 完全に重ならないようにSizeやLifetimeを変える
低速再生したものは以下になります。
完成
破片エフェクトと核を合わせてエフェクトの完成です。